令和4年度第1回市民後見人資質向上研修を開催しました。

7月6日(水)に市民後見人候補登録者資質向上研修を開催しました。
この研修は市民後見人候補登録者に対し、資質向上を目的とした研修で年3回実施しています。
14人の候補登録者が参加しました。第1期~第3期の養成研修修了者が登録をしています。第1期生、第2期生と第3期生が顔合わせするのはこれが初めてです。
公益社団法人神奈川県社会福祉士会の田中晃氏にご講義いただき、「市民後見人に期待される役割と意思決定支援」についてお話しいただきました。
人が生きている中で当たり前に起こることが「権利擁護支援」であり、個別支援での権利擁護支援を行いながら地域支援へ繋ぐ「担い手」として市民後見人が期待されていることなどを学びました。
講義後半での「意思決定支援について」は、事例を用い3グループに分かれてグループワークを行いました。本人の思いや意思が反映されている支援であるか、本人にとってプラス面は何か、マイナス面は何かを考えるワークを行い、グループごとに様々な意見が挙がりました。
参加者からは「本人がどうしたいかを一番に考えないといけない。自己決定の大切さを再確認することができた。」という言葉が聞かれました。
あゆさぽでは引き続き市民後見人の活動をサポートしていきます。